自然の変容を趣くまま、感じるままに。

日々是好日

203727

ヒメウズ 小石 花 (?)

2023/09/29 (Fri) 13:43:50
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姫烏頭、学名:Semiaquilegia adoxoides (DC.) Makino
オープニングから万太郎は、出会った植物に「おまんは誰じゃ」と語りかけることを繰り返してきています。
私も初めての花に出会ったときは「あなたはだーれ?どこから来たの」と心の中で話しかけます。ヒメウズを初めて見たのは川沿いの桜の樹の根元でした。風に吹かれて揺れていました。小さな優しい花ですから、揺れていると言うより震えているように見えました。初めての花は、名前を調べるのも一苦労でした。植物について学んだことはなく、花の構造も何も知りませんでしたから。
山道沿いの日当たりの良い場所、小高い丘の草むらに自生します。
花の名前が珍しいので調べて見ました。「ウズ」はトリカブトのこと。トリカブトは花の一番上の帽子状の部分が「カラス」の頭に似ていることから、漢名で「烏頭 ウズ」と書きます。ヒメウズとトリカブトの花は似ていませんが、実(袋果)はよく似ているので、そこから小さなトリカブト=ヒメウズ と言う名前がついたのではないでしょうか。



Re: タニギキョウ 小石 花 (?)

2023/09/29 (Fri) 14:23:13
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長い学名がついていますが、難しくて分かりません。
命名した人はフリードリッヒ・カール・シュミットさん、その分類を変更したのが牧野博士ということらしいです。
秋の七草のキキョウ(桔梗)と同じキキョウ科ですが、花は小さく、高さも数センチほどなので気付かれにくいかもしれません。谷や沢などの湿った場所に自生することが多いので「谷に咲くキキョウ」という意を込めてその名前がつきました。
春3月、清和から房総スカイラインに抜ける山間の道。すこし小高くなった丘にタニギキョウとヤマルリソウが群れて咲いていました。タニギキョウの白い色とヤマルリソウの青紫色が織りなす一面の花模様は、おとぎの世界に迷い込んだようでもありました。数少ない花を探して歩くことが多い中で、こんな経験は初めてでした。

Re: センブリ 小石 花 (?)

2023/09/29 (Fri) 15:10:03
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センブリ(千振)は葉や花など全てが苦いのが特徴です。そのことから「千回振出してもまだ苦い」ということからついた名前といわれています。センブリの苦さは漢方や生薬の中でも、最も苦いとされ、効果や効能が期待できるので、古くから利用されている植物です。
別名は、当薬、苦草、医者倒し等があります。当薬(とうやく)は、試しに味見をした人が「当(まさ)に薬である」と言ったという伝説から生まれたとされます。センブリ茶は江戸時代から、お腹の調子を整えるお茶として飲まれています。
リンドウ科の2年草、茎が薄い紫色をしていて、花びらにも淡紅色の筋が何本か入っています。5弁花のように見えますが基部は1つにつながった合弁花です。黒っぽい花粉を付けた雄しべが5本あります。

学名:Swertia japonica (Schult.) Makino)

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